ハーブの効果と効能

クリバーズの効果や副作用は?おすすめな摂り方もご紹介!

ヨーロッパでは紀元前から「浄化のハーブ」として利用されてきたと伝えられるクリバーズですが、現在でも、春に血や身体を綺麗にしてくれるハーブを摂る「春季療法(Spring Cleansing)」という伝統療法で使用されています。
リンパを整える働きや利尿作用が期待できることからむくみ改善、セルライト予防、老廃物排出を促進することから肌荒れ予防など美容の面でも注目されているハーブです。

今回の記事では、

  • ハーブとしてのクリバーズの効果や副作用を知りたい
  • クリバーズの美味しい摂り方を知りたい
  • 効果のエビデンスや実例などを知りたい

これらについて、まとめています。

また、クリバーズについて、他の人が持った疑問や回答なども解説しているので、是非読んでみてください。

なお、ハーブについてもっと詳しく知りたい方は、下記のサイトも、是非参照してみて下さい。

>>最強のハーブファスティングとは? 

日本でクリバーズはそれほど有名ではなく、ハーブティーとしても一般的とは言い難いです。ただ、老廃物や毒素を排出させることからニキビや肌荒れ対策など美容サプリににブレンドされていることもあるようです。是非参考にして摂ってみてください。

クリバーズの基本情報

名称  クリバーズ
英名  cleavers
学名  Galium aparine(ガリウム・アパリネ)
和名  シラホシムグラ(白星葎)
分類  アカネ科ヤエムグラ属
原産地  ヨーロッパ、アフリカ
主要成分 (100g当たり) タンニン、クマリン、サポニン、クエン酸、配糖体、赤色色素など
使用部位  葉・茎
代表的効能  リンパを浄化する効果
炎症を予防する効果
泌尿器系の感染症の予防効果
利用法    クリバーズティー
クリバーズ湿布

クリバーズは、ガチョウがよく食べている草であることから別名Goosegrass(グースグラス)とも呼ばれています。

クリバーズは、草丈が45cm程になる一年草です。ヨーロッパやアフリカが原産です。北米、ヨーロッパ、オーストラリアの道端でよく見かけることができます。

またクリバーズは、春の若芽が優れた浄化薬として用いられてきた歴史があり、 昔から春の初めのデトックスに使われています。

原産地であるヨーロッパでは、血液浄化、デトックス、体質改善を目的としてクリバーズから作られるジュースが毎年春によく飲まれていたり、 野菜としても食されています。

またヨーロッパでは、刻んだ葉と茎をスープやシチューにして食べたり、種子を焙煎してコーヒーの代替品として利用することもあります。

クリバーズの効果・効能を解説

ここでは、クリバーズの代表的な効果について説明していきます。

クリバーズの効果・効能としては、①リンパを浄化する効果、②炎症を予防する効果、③泌尿器系の感染症の予防効果、などが挙げられます。以下、順に解説していきます。

効果①:リンパを浄化する効果

ヨーロッパでは、クリバーズは伝統的に利尿薬のような形で使用され、リンパの浄化作用を持つハーブと考えられてきた歴史があります。

クリバーズは、リンパに働きかける作用があることが特徴で、リンパを浄化する作用や、リンパ腺の腫れを抑える作用があります。

また、リンパを浄化するのみならず、利尿作用に優れ腎臓を守る力があるため、 体内のデトックスにも向いているハーブです。

効果②:デトックス・セルライトを予防する効果

クリバーズティーはリンパの巡りを良くする働きと利尿作用が期待できることから、老廃物や毒素の排出を促してくれるデトックスティーとしても利用されています。

デトックス効果が期待できることから、クリバーズティーはセルライトの予防としても注目されています。セルライトは医学的な言葉ではなく美容業界の定義のため曖昧な所もありますが、脂肪細胞が老廃物と結びつき肥大化したものと考えられています。

つまり血液やリンパの流れを整えて、老廃物をスムーズに回収できれば、セルライトの予防につながる可能性があるため、クリバーズも、セルライトの予防や改善に役立つのではないかと期待されています。

効果③:泌尿器系の感染症の予防効果

クリバーズは、消炎作用もあることから、膀胱炎、前立腺など泌尿器系の感染症の予防にも効果が期待できます。

クリバーズは、抗菌作用や抗炎症作用を持つハーブとして膀胱炎や前立腺感染症など多くの泌尿器疾患に利用されています。

成分的にもクリバーズに含まれているタンニンやフラボノイドは抗菌・抗ウィルス作用を持つことが認められています。

クリバーズの注意事項や副作用など

クリバースは、通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。ただし、妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。

クリバーズの使い方

クリバースは、ハーブティーなどで手軽に摂取できます。ここでは自宅で簡単にできるクリバースティやクリバース湿布の作り方について紹介します。

クリバーズのハーブティー

クリバーズのハーブティは、甘い香りと爽やかな草の香りがして、カカオのような香ばしい風味が特徴です。

また、クリバーズのハーブティーは、香りや味が強くないため、他のハーブともブレンドしやすいです。抗ウイルス作用のあるエキナセアや、前立腺肥大に効果のあるソウパルメットと組み合わせてみてはいかがでしょうか?

【クリバースのハーブティーの淹れ方】

クリバーズをポットに入れます。

クリバーズを洗って水気を切り、細かくしておきます。

ティーポットに人数分のクリバーズを入れます。

一人分のクリバーズの量は、ティーカップ1杯分に対して、ティースプーン山盛り2~3杯です。

ティーポットに熱湯を注ぎます。

ティーポットの蓋をして3~5分蒸らします。

ティーポットを軽く回して、ティーの濃さを均一にし、茶こしを使ってカップに注ぎます。

クリバーズ湿布

クリバーズは殺菌・抗菌作用や炎症を抑える働きが期待できることから、外用でも皮膚トラブルのケアに利用されてきました。成分的にも収斂作用や抗菌作用が期待できるタンニンなどが含まれていますから、脂性肌やニキビケアに適していると考えられます。古くは日焼けや湿疹などの皮膚トラブルに対しても生葉を湿布のようにして患部に当てていたと伝えられます。

【クリバース湿布】

ハーブティーを飲む時よりも3~5倍濃いめに淹れて洗面器に入れ、タオルを浸して絞り、患部に当てます。

クリバーズのよくある質問

和名をヤエムグラと紹介しているサイトがあるんだけど?

和名については「ヤエムグラ(八重葎)」と紹介しているサイトは多いのですが、ヤエムグラの学名はGalium spurium var. echinospermonです。また、クリバーズは和名を「シラホシムグラ」とされている外来種のため、厳密には別種となります。

ヤエムグラとシラホシムグラはどう違うの?

ヤエムグラとシラホシムグラの2つは良く似ていますが、花が薄黄緑からクリーム色のヤエムグラに対して、シラホシムグラは花が真っ白なことが大きな違いです。またシラホシムグラは葉の付け根あたりに白い毛が生えていることも特徴です。

クリバーズはどんな効果があるの?

クリバーズは、リンパ系に働きかけるハーブで、乳腺炎や扁桃腺、リンパ腺の腫れ、腫瘍などに用いられます。 肌の湿疹や乾燥などによるかゆみ、にきびなどの皮膚の炎症には、湿布や化粧水などの外用や内服でも利用できます。 利尿作用や炎症を抑える働きがありますので、むくみや膀胱炎などの尿路感染、前立腺の炎症にも役立ちます。

まとめと研究情報

今回はクリバーズについて解説しました。

クリバーズは、リンパを浄化する効果、炎症を予防する効果、泌尿器系の感染症の予防効果など、たくさんの効能のあるハーブです。

この記事では、自宅でも簡単にできるクリバーズティーや湿布の作り方についても紹介しました。

興味のある方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

おさらい

【効果・効能】

リンパを浄化する効果
炎症を予防する効果
泌尿器系の感染症の予防効果

【注意点・副作用・禁忌】

通常の使用の範囲では安心して使えるハーブです。
妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。

【おすすめの利用法】

クリバーズティー
クリバーズ湿布

研究情報(エビデンス)

下記の研究データ、エビデンスを参考にさせて頂きました。

ガリウム・アパリネの多様な抗酸化活性の評価

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23211618/

要約

クリバーズの研究では、クリバーズの成分が高い抗酸化能力を示しています。DPPH、スーパーオキシドラジカル、リン酸モリブデンアシェイなどの抗酸化アッセイにおいて、すべてのフラクションが強力な活性を示しました。特に、水溶性フラクションが多くのフリーラジカルを効果的に除去することが示されました。これらの結果から、水溶性フラクションは酸化ストレス損傷に対する有望な抗酸化療法の源となる可能性が示唆されました。

高い抗菌活性を達成するための新しい戦略:ガリウムアパリンとヘリクリサムアレナリウムを含む緑色合成銀ナノ粒子製剤

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37357883/

要約

クリバーズの研究では、クリバーズの成分が抗菌活性を示すことが明らかになりました。ました。高い抗酸化能力を示しています。Galium aparineとHelichrysum arenariumの水抽出物を使って緑色合成した銀ナノ粒子(G-AgNPsとH-AgNPs)を特性化し、それらを異なる割合で組み合わせた新たなナノ製剤の抗菌効果を調査しました。これらのナノ製剤は、従来のG-AgNPsやH-AgNPsよりも低い最小阻止濃度を持っており、抗菌治療の新しい研究や戦略に向けた有望な結果を提供しています。

ハーブには想像以上のパワーがあります!

そのパワーを活かした、「自宅で出来る&お腹が減らない」最強のハーブファスティングもオススメなので、興味があれば参考にしてみてください。

>>最強のハーブファスティングとは?