ハーブの効果と効能

センナの効果や副作用は?センナ茶などの安全・効果的な使用方法も紹介!

センナは、アフリカ原産の植物で、古代エジプトの時代から下剤として使用されてきた、歴史のあるハーブです。

現在でも、日本では葉や果実の部分は医薬品として扱われ、便秘解消のために利用されています。

今回は、そんなセンナの気になる、

  • 効果
  • 副作用
  • おすすめの楽しみ方

について、ハーブを使った最強ファスティングを定期的に実践しているハーブマニアがまとめてみました。

便秘を解消に効果的な健康茶として注目される「センナ茶」ですが、その安全かつ効果的な飲み方もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

>>最強のハーブファスティングとは?

センナの基本情報

名称 センナ
英名 Senna
学名 Senna alexandrina
和名 センナ
分類 マメ科
原産地 アフリカ
成分 センノシド、アロエエモジン、ケンフェロールなどのフラボノイドなど
使用部位 果実、葉、小葉、茎、葉軸、葉柄
代表的な作用 便秘解消など
禁忌・注意事項など
  • 常用は避ける
  • 過剰摂取は下痢、腹痛、悪心の副作用の可能性あり
  • 妊娠中・授乳中の使用は禁止
使用方法
  • センナ茶として飲む

センナは、アフリカ原産の常緑低木で、黄色い小さな花を咲かせます。

古代エジプトの時代から、下剤としてセンナの葉が使われており現在でも欧米では粉末やシロップ剤、お茶として利用されています。

日本ではその効果が強力なため、葉や果実の部分は医薬品とされており、漢方薬では葉の部分を番瀉葉(ばんしゃよう)という生薬として使用しています。

茎の部分は食品として扱うことができるため、便秘に効果的な「センナ茶」として日本でも販売されています。

ただ、効果が強力で医薬品として扱われるくらいなので、茎の部分でも副作用が出ることがあり、使用方法には注意が必要なハーブです。

センナの効果・効能・作用を解説

センナは古くから下剤として使用されてきた歴史のある便秘解消方法と言えます。

他にも抗菌作用があるとされていますが、便秘に対して大腸に作用し症状を緩和させる効果が強く、センナの主な効果は便秘解消と言われています。

効果①:便秘解消

センナには、センノシドという成分が含まれています。

このセンノシドは、胃や小腸で消化されずそのまま大腸へ届き、大腸内の水分を増やして便を軟らかくする作用があります。

そして、センノシドが大腸へ移動すると腸内細菌によってレインアンスロンという物質に変化して腸を刺激し、便の移動に必要な腸の蠕動運動を起こして排便を促してくれます。

センナの副作用や注意事項、禁忌など

センナは昔から下剤として使用されてきたほど、信頼性がありますが、その効果は強力なため使用方法には注意が必要です。

  • 常用は避ける
  • 過剰摂取は下痢、腹痛、悪心の副作用の可能性あり
  • 妊娠中・授乳中の使用は禁止

センナは大腸に働きかけ便秘を解消する効果がありますが、長期にわたって使用すると、センナの刺激に対して起こる腸の蠕動運動に体が慣れてしまい、自然な腸の蠕動運動が起こりにくくなってしまいます。

また、大腸内の水分を増やして便を軟らかくする作用もありますが、便が軟らかくなりすぎると、一緒にミネラルも排出してしまい、体内のミネラルバランスが崩れてしまうので、あまり使用しすぎると、かえって健康へ害を及ぼす可能性があります。

過剰摂取で下痢、腹痛、悪心の副作用が起こる可能性もあるので、用法用量を守って使用することが大切です。

さらに、センナによって腸の蠕動運動を促す際に、筋肉の収縮が促されるため、妊娠中の使用は危険を伴います。

妊娠中に便秘でお困りの場合は、自分で判断してセンナを使用せず、センナ以外にも妊娠中に安全に使用できる便秘薬などもあるので、必ず医師に相談するようにしてください。

また、授乳中は下剤効果が母乳に移行してしまう可能性があるので、使用は控えた方がいいでしょう。

センナのハーブとしての使い方

センナは、葉の部分や果実の部分は作用が強力で、医薬品として扱われているため、自分で栽培している場合も葉や果実の部分を使用することはおすすめできません。

ただ、茎の部分は食品として扱われるため、日常生活でも使用することができ、日本でも便秘解消効果がある市販の健康茶として「センナ茶」が飲まれています。

医薬品とされるセンナ茶もありますが、センナのさやが特に効果的と言われており、さやを使用してセンナ茶を作る方法もあります。

<センナ茶の作り方>

①生薬の煎じ薬の場合
1包(年齢に合わせて量が異なる)を150ml~200mlの熱湯の中に入れて、とろ火で15分ほど煮出した後、生薬を取り除く。

②さやを使用する場合
カップに5~10個のさやをちぎって入れ、熱湯と生姜の粉末をひとつまみ入れて一晩おく。

生薬の場合は、就寝前に飲むことをおすすめするものが多いですが、さやを使用する場合は、翌朝に飲むと効果的と言われています。

ただ、初めは効果が出やすいと言われているため、全量飲まずに少量から飲むことをおすすめします。

過剰摂取は効果が強く出過ぎて、副作用が出る危険性があるので、医薬品扱いをされているセンナ茶の場合は、用法用量をしっかり守り、さやを使用する場合も摂取量には十分に注意してください。

センナのよくある質問

センナについてよくある質問について調べてまとめてみました。

センナ茶は毎日飲んで大丈夫?

センナに含まれるセンノシドが大腸を刺激して蠕動運動を起こすので、毎日飲んでしまうと、自然な蠕動運動が起こりにくくなったり、便が軟らかくなりすぎて体内のミネラルバランスが崩れたりと、健康に害を及ぼす可能性があります。

毎日飲むというのは避け、あくまでも便秘が続いて困っている時に飲むようにすることをおすすめします。

どのくらいの時間で効果が出るの?

医薬品として使用されているセンナは、物によって異なると思われますが、大体7~8時間で効果が現れると言われています。

そのため、就寝前に服用すると、朝起きてから排便が促されるというリズムで効果を発揮する可能性が高いため、就寝前の服用がおすすめです。

自分で育てることはできるの?

センナは、日差しが強く高温で乾燥した環境を好むと言われています

日本は湿気が多いため、育てるのが難しいと言われて、栽培できても温室にて標本植物として栽培されるくらいと言われています。

また、栽培できたとしても、使用する際は、葉や果実の部分は効果が強く日本では医薬品として扱われるため、自分でお茶にして飲むことはおすすめできません。

まとめと研究情報

センナは、古代エジプト時代から下剤として使用されてきた歴史あるハーブで、現在日本でも葉や果実の部分は医薬品として扱われ、便秘解消のために使用されています。

茎の部分はセンナ茶として市販されていますが、センナの過剰摂取は副作用が生じる可能性があり、様々な注意点があります。

この記事を参考に、注意点をしっかり把握して、安全かつ効果的にセンナを利用しましょう!

おさらい

センナのまとめ

<効果・効能・作用>

  • 便秘解消

<副作用・禁忌・注意点>

  • 常用は避ける
  • 過剰摂取は下痢、腹痛、悪心の副作用の可能性あり
  • 妊娠中・授乳中の使用は禁止

<使用方法>

  • センナ茶

研究情報

下記の研究データ、エビデンスを参考にさせて頂きました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2876077

このセンナの研究では、センノシドを投与した際に、投与した量と時間の経過に伴い、便の形状や便の通過時間が変化し、結腸の水分吸収よりも結腸の運動の方が早く変化することが示されました。

ラットに対し、センノシドAとBを投与すると、3~4時間で普通の便が、4~5時間で軟便が、5~7時間後に便量が最大になり、投与量を増やすと、その分、便の大腸通過時間が早くなりました。

つまり、センナに含まれるセンノシドは、時間や投与量に応じて排便効果が高くなり、便秘解消に効果があると考えられる研究データです。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/8234436

この研究では、センナに含まれるセンノシド 、オオバコ科の一種であるサイリュウム種子に含まれるイスパグラ、サイリュウム種子やセンナを含むハーブを使用したアオジラックスを飲用した際に、3つとも腸内通過時間が早まったということが示されました。

24人のボランティアを対象に、センノシド20mg 、イスパグラ30g(サイリィウム種子20g・食物繊維配合)、アジオラックス10g(サイリィウム種子5.4g・センナ1.2g:センノシド30mg 配合)を摂取させ、胃腸内の通過時間を調べてたところ、3つともすべて腸内通過時間が早まりました。

つまり、センナに含まれるセンノシドは腸内通過時間を早めるため、便秘に効果があると考えられる研究データです。

 

 

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